これはすごい。ソニーのノイズキャンセリングヘッドフォンWH-1000XM3

ノイズキャンセリングヘッドフォン

前回の帰国時に、購入してしまいました。

ソニーのノイズキャンセリングヘッドフォン、WH-1000XM3。

想像を超えるノイズキャンセリング性能に大満足。

ということで、どこがいいかというのを簡単にまとめてみました。

ノイズキャンセリングヘッドフォンとは

ノイズキャンセリングヘッドフォンとは、名前の通り『ノイズ(雑音)』を打ち消して、リスナーの純粋にヘッドフォンから聞こえてくる音を伝えるためのヘッドフォンとなります。
ノイズキャンセルと一言でいっても様々で、大きく分けるとパッシブノイズキャンセリングとアクティブノイズキャンセルの二つに分けられます。

パッシブノイズキャンセリングとは

 パッシブノイズキャンセリングとは、ヘッドフォンの耳を覆うイヤーパッド等で外の音を遮ろうとする考え方のノイズキャンセリング。耳への締め付けが強かったり、ずっとつけているとこめかみが痛くなったりする場合があります。ヘッドフォンにもいくつか種類があり、密閉型の方がこのキャンセリング方法によるノイズキャンセリング性能は高いことが多いです。
今回購入したWH-1000XM3も密閉型のヘッドフォンとなります。
→しかし、パッシブノイズキャンセリング性能はそこまでいいとは感じませんでした。

アクティブノイズキャンセリングとは

アクティブノイズキャンセリングとは、雑音とは逆相の波形をもった音を出して該当の音波を打ち消すノイズキャンセリング方法となります。ヘッドフォンについているマイクで雑音を広い、その音の逆相のものを生成、ヘッドフォン内でならすことで音波の波が打ち消されるもので、主に周波数が低い中低音域での効果が得られます。
アンプにスピーカーをつなぐ際、プラスマイナスを間違えてつなげるよ気持ち悪い音場が生まれますよね。あれのもっと精度を高めたものです。
今回買ったWH-1000XM3はこのアクティブノイズキャンセリング性能がすごい。
電源を入れた数秒後にノイズがシャットアウトされます。一般環境にいると、子供や女性の声だけがヘッドフォン越しに聞こえてくるようは不思議な感覚。
飛行機のエンジン音も見事に打ち消してくれました。おかげで快適なフライトに。

WH-1000XM3とは

ソニーが2018年から発売しているノイズキャンセリング無線ヘッドフォンとなります。
Bluetoothを搭載した再生機(スマートフォン)などには無線接続が可能なほか、Bluetoothの音質が気に入らない人や飛行機機内の機内エンターテイメントなどを見る際ように、有線接続も可能になっております。
バッテリーが内蔵されており、公称値30時間、バッテリーが持ちます。
→バッテリーが切れてもノイズキャンセリングなしの優先接続で使えるのかどうかはまだ試せていません。
一番の特徴は、ノイズキャンセリング。かなりノイズをそいでくれます。飛行機のエンジン音のほか、車乗車中のエンジン音やオフィスの空調音など。
 飛行機であの常に鳴り響くエンジン音が聞こえなくなるだけでずいぶんフライトが楽なものになりそうです。*実際に1回経験してずいぶん楽でした。

 よかったところ

ノイズキャンセリング機能

上記にもあるようにノイズキャンセリング性能の高さ。想像を超えていました。以前、JALのプレミアムエコノミーに乗った際、その性能が気にいって買おうと決意したのですが、機内備え付けのノイズキャンセリングヘッドフォンは、耳栓をしてその上からヘッドフォンをすることでずいぶんノイズが消えるといった印象でした。
しかし、今回買ったWH-1000XM3は耳栓なしでもほぼエンジン音が消えます。飛行機のエンジン音なんて聞きたいもの好きはいないと思うので、飛行機によく乗る人は強くお勧めします。機内食を出されるとき等、ヘッドフォンを外す機会が何度かあったのですが、エンジン音の大きさに驚いてしまいました。逆に言うと、それだけノイズが打ち消されているということです。すごいの一言。

 改善してほしいところ

逆相音の音量

まず、一番気になるのが、逆相の音。逆相音が若干大きすぎるのか、特に無音時だとなれるまで若干、頭痛のような気分になります。ヘッドフォンの開発者は耳がかなりいい人がつくっていると思いますが、この音を見逃したとは思えません。機械的な問題でなければファームウェアアップデート等で対応できると思うので、早く対応してもらいたいです。
→もしかして初期不良?

 クイックアテンションモード

クイックアテンションモードとはヘッドフォンの右耳側を覆うことで中央音域の外の音を聞き取ることができるモード。レスポンスが遅いのが気になるのが一点、そして右手がふさがってしまうのが二点目の悪い点です。
右手で覆っている間ではなく、右手で再度覆うことでモードが解除できるようにした方が便利。
ヘッドフォン左にある物理ボタンで同じ機能を持つアンビエントサウンドモードも起動できますが、レスポンスが若干遅いのが難点。
「クイック」とありますが、「クイック」感が若干遅いのと、右手がふさがれてしまうので、今のところヘッドフォンを外して対応しております。

付属の充電ケーブル

なぜ、あんなに短いケーブルが付属しているのでしょうか。どういった充電シーンを想定しているのかよくわかりません。ひと昔前のアンドロイドスマートフォンの人には、見慣れたマイクロUSBなので、私もたくさんケーブルを持っており、その点困りませんが、あの長さはなんなのか。意図がわかりません。

総評

出せば不満はでますが、基本的には大満足です。3万円以上ということで値段が気になる人もいるとは思いますが、私みたいに物欲がほぼなく、普段の消費がほぼない者にとってはとてもいい買い物でした。
子供がいないので、その分の出費が今のところないというのも大きいですかね。
あとは、どれだけ持ってくれるかというところです。
その点、ソニーなので心配しております。
他、逆相の音だけはなんとか直してもらいたい!
耳鳴りがするような音だから、逆相の音じゃないのか?

おまけ
フィリピンでも日本の安売り店と同程度の値段で買えるみたいです。オンラインショッピングですが。

先払いで海外発送。私はそこまでLAZADAを信用していないので、買わないですけどね。

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