ついに、真のフィリピンの現状が見え始めてきた。コロナウイルス新規感染者1日で1000人越えを記録

毎日16時に提示報告で新規感染者数を報告しているフィリピン保健省(DOH)

今週に入って、集計元となるデータの情報公開状況も遅れてきており、なにかしらあるのかなと推測していたところ、

本日は16時時点で集計が完了していないため、20時に発表しますということになり、以下が本日発表のデータ。




ずっと200人から300人で推移していたところ、昨日、新規感染者数が500人越え、そして本日は1000人越えとなりました。

現在の検査結果で分かっている新規感染者の大半がメトロマニラからの感染者となっていますが、そのメトロマニラの人口はおよそ1200万人。

これだけ増えてもまだ、全体に対する感染者数は0.1%にも満たしません。

潜伏期間を考えると本日発表の新規感染者はECQ期間中に感染したということになります。

私からすれば、ずいぶん不便をしているのに、なんで感染しているのっていうのが個人的感覚ですが、

先週末、パブリックマーケットで買い物をしようとバイクで通りかかったら、あまりにも人が密集していて、恐怖を感じました。
*買い物せずにバイクで素通りしました。(フルフェイスのヘルメットでよかった)

まだ、1000人だからいいけど、これが一日3000人とかになると、一日あたりの検査件数が10000件上限ぐらいの現状だと、もうリアルタイムの検査が不可になってどうしようもない状況になってしまうかもしれません。

来週月曜日6月1日から首都圏も規制緩和でGCQへと移行しますが、私の予想は局所的な感染爆発が発生するだろうと考えています。

ECQ中は、ご近所さんしかほぼいなかったスーパーマーケットがMECQになってから遠方から来たと思われるお客さんもいたので、私は正直ECQに戻ってもらいたいかも。というより、わざわざ遠方から買い物に来ないでって感じです。

日本は、なんだかんだで現在は落ち着いているように見える状況を考えると、結局は個人一人ひとりの心掛けってことなんでしょうね。

当地の人は、自分と自分の家族が、世界の中心という人が多い印象なので、ECQ程度の規制だと防げないのかもしれません。

それにしても、本件に関しては日本もそうですけど、報道機関が大学と協力して独自に感染者数を調査、公表されているデータとの差が出るか、等の検証が全くなされないですね。

大本営発表をそのまま、垂れ流しているだけ。

別に保健省のデータを疑っているわけではありませんが、独自調査をして、保健省のデータはやはり信頼できるものでした、という情報でもとても有益なんだけどな。

そういった気合のあるフィリピンの報道機関、しらないのは私だけ?

0 件のコメント :

コメントを投稿