レチョンの丸焼き‐祝い事で焼かれることが多い‐ |
妻の出身地では、結婚前夜からパーティーを夜明けまでし、その後教会で式を行い、さらにその後食事会を行うというのが流れだそうで、
結婚式に至るまでいろいろと激論を繰り広げましたが最終的には妻にほぼすべてをお任せし、当日を迎えました。日本の結婚式の現場は「一生に一度」というプレッシャーからそこで働いている人は大変大きなプレッシャーがあるという話を古くからの友人から聞いていますが、こちらの結婚式は映像が流れるなか、再生機のバッテリーがなくなり、再生不良になるトラブル、カメラマンが遅れてくるなどのトラブルが、予定調和のようにありました(苦笑)
それでも時は過ぎていき、私が先に教会に入場して妻を迎える際は、入口から差し込む日光とそれを反射するウェディングドレスというシチュエーションに感極まって泣きそうになってしまいました。
緊張はするかなと思いましたが、妻の手を握った際に手汗を感じ、私の日常が戻って来たため、その後は緊張することなく楽しく式を終えました。
その後、神父様にいろいろと話しをいただき、最後に結婚に関する書類に署名。役所の手続きを経て、書類上での結婚も完了します。
フィリピン人との結婚における手続きの流れ-(参考)※必ず大使館で情報を確認してください-
- 日本で戸籍謄本(抄本)を入手する。また、妻に出生証明書を用意してもらう。
- 大使館にそれを持参し、内容を翻訳してもらう。(手続き当日中の受け取りは不可)
- 翻訳された書類を受け取る
- 妻の本籍地にある役所に行き、結婚許可証の発行申請を行う。申請書類に署名をする関係で、両名で行く必要がある。申請の中で、家族計画に関する簡単な講習を受けたりします。
- 許可証発行に関する公告がされ、問題がなければ公告期間後に許可証の受け取りが可能となる。受取証に署名をするため、両名で出頭する必要がある。(許可証には3ヵ月の有効期間があります)
- 有効期限内に教会、もしくは役所(やってないのでわからない)等公証人の前で結婚を誓う。妻は教会での結婚を希望していたため、以下教会で行う場合での流れです。
- 通常はこの段階で教会に結婚式の予約を行います。(我々の場合、お願いして8か月前にはその日を押さえてもらいました)宗教の宗派にもよりますが、改宗が必要となり改宗するための手続きを別途踏む必要がある場合もあります。我々の教会は寛容でした。
- 教会で行われるミサに指定回数以上出席します。両名で最低でも1回は出頭。合計で3回以上の出頭が必要です。私は2回出頭しました。
- 結婚式当日。(ここまで完了)
- 教会で署名した結婚に関する書類が教会を通じて、役所に転送され役所で正式に登記されます。期間は不明
- 登記が完了したら、役所で証明書を発行し大使館に持参。その際、戸籍謄本も必要。妻に関する書類も必要です。
- 大使館の手続きを経て、日本での婚姻も成立するものと思われます。
結婚を控えた1か月前から妻は、長距離の移動はしない方がいいという地元の伝えを守り、私の首都圏には来ることはなかったです。また、私も同様であったため、休日は家にいることが多く、寂しい日々が続きました。来週には、こっちに移ってくるとのことで楽しみです。
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